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No.20-1171 経験したから話せるJ-SOX対応の工夫と活きたノウハウ

現役内部監査人が明かす『内部統制構築・評価の実際』

業務別統制を中心に、限られた要員でも対応出来る工夫と実践ノウハウを実例や演習で学ぶ

期末の有効性評価まで残すところ半年余(3月決算会社)に迫った内部統制報告制度。でも、中堅企業を中心に、整備・運用テストなど、まだまだご苦労されている会社も多いのではないでしょうか?本講座では、斯界屈指の権威者と、実際に自社のJ-SOX対応を推進している内部監査人を講師に迎え、現状の各社の進捗状況と課題、中堅企業においても実行できる内部統制構築・評価の進め方のノウハウを、業務プロセス統制を中心に、陥り易いハードルとその突破法、書式等の事例をふんだんに折り込み簡単な演習をまじえて実践的に修得していただきます。

対象

中堅上場企業またはグループ会社の内部監査・内部統制担当幹部・スタッフ

開催日時

平成20年8月27日(水)  10:00~17:00

主催

みずほ総合研究所

参加費

特別会員 普通会員 一 般
27,300円 29,400円 33,600円
うち消費税 1,300円 1,400円 1,600円

★1社2名以上ご参加の場合は1名につき2,100円の割引をいたします。
(昼食代、テキスト代を含みます。不参加の場合も返戻はいたしません。)

講師

法政大学ビジネススクールイノベーション・マネジメント研究科教授
甲南大学会計大学院兼任教授
経済産業省「システム管理基準の改訂に向けた検討委員会」委員
博士(創造都市)・公認会計士・システム監査技術者・ITコーディネータ
石島 隆 氏

略歴

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1979年公認会計士第2次試験合格、監査法人サンワ東京丸の内事務所(現監査法人トーマツ)入所。中央大学商学部会計学科卒。大阪市立大学大学院創造都市研究科修了。修士(都市ビジネス)。㈱オービックビジネスコンサルタントを経て、センチュリー監査法人(現新日本監査法人)にて大手企業等の監査、システム監査等に従事。98年同監査法人代表社員。2003年大阪成蹊大学助教授。07年4月より現職。この間、日本公認会計士協会情報システム委員会(現IT委員会)委員・専門研究員等を歴任。内部統制を中心に、各社の指導、執筆、講演等に活躍中。

【主著】「情報システムの内部統制」「内部統制Q&A(共著)」「情報システム監査(共著)」「図解これならわかる!内部統制の仕組みと実務(監修)」「図解 ここだけは押さえておきたい!日本版SOX法(監修)」「完全図解 財務報告のためのIT統制(共著)」他論文多数。

講師

株式会社ニイタカ
監査室内部監査人(J-SOX担当)
雜賀 努 氏

略歴

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関西学院大学法学部卒。JFE建材㈱(販売、購買、生産、会計、原価、設備・予算等のシステム企画、開発および開発工程の標準化に従事)等を経て、現在、㈱ニイタカ監査室にて、J-SOX対応の担当者として活躍中。現在、同社の業務プロセス統制は、運用のテスティングを通した是正対応中。その独自メソッドは、コストパフォーマンスを重視した「TO BE型」のアプローチとして評価が高い。リスクマネジメント協会PM認定。各団体での講演実績多数。

【主著】「J-SOXの業務プロセス対応で困っている皆さんのために」(仮題、近刊予定)

講義内容

セミナー当日の最新動向を織り込むため、以下の内容を一部変更させていただく場合があります。

Ⅰ.中堅企業の内部統制対応の現状と課題
(石島氏・10:00~11:10)

  1.今何が問題か
    → 各社の進捗状況と噴出して来た問題に学ぶ
  2.金融庁の「内部統制報告制度に関する11の誤解」の理解の仕方
  3.残された期間でクリアーすべき事項
    → 期末評価までに為すべきことは?
  4.よく見られる内部統制の不備・欠陥事例からみた対処方法

Ⅱ.経験者が明かす内部統制の構築・評価作業成功の秘訣
(雜賀氏、11:20~17:00)

 ~「業務プロセスに係る内部統制」を中心に~
  1.「業務プロセスに係る統制」の3つの罠
    ― どう避けるか、脱出のキーポイントは?
    (1)「業務フロー」は書けても「RCM」ができない
      →業務プロセス統制で証明すべきものは?
    (2)「RCM」はできたが「運用テスト」に入れない
      →「統制項目」の効率的な整理方法
    (3)「運用テスト」で不備が多くて減っていかない
      →「不備」との上手な付き合い方

  2.これなら誰でも出来る!アマチュア向け業務プロセス統制メソッドの紹介
    ― 成功ノウハウと書式例
    (1)このメソッドの特徴
      → 大幅な対応工数の削減(論理性重視、エクセルの上手な利用)
    (2)【第1ステップ】 事前準備と基本方針を固める
      ― 準備の是非が成否を左右
      ○「業務プロセス対応の基本方針」
        → ここから始まる
      ○「用語集」
        → J-SOX用語と社内用語の翻訳表
      ○「基本工程図」
        → 最短・最少工数をめざして
      ○「帳票関連図」
        → エクセル基本でここまでできる
      ○「仕訳関連図」
        → 勘定科目と業務プロセスを結びつける
    (3)【第2ステップ】 リスクを抽出する
      ― 「財務諸表の信頼性」を脅かすリスクとは?
      ○「リスク展開シート」
        → 勘定科目:仕訳=業務プロセス+アサーションでリスクを探す
      ○「リスク評価の方針」
        → 質的重要性の評価を忘れずに
    (4)【第3ステップ】 統制内容、監査内容を整備する
      ― 「RCM」に監査内容を入れる
      ○「RCM」
        → 5W1Hを落とさない運用テストが楽になる統制の作り方
      ○「業務フローと作業手順」
        → 社内用語で書くのが大切
    (5)【第4ステップ】 実施監査・不備の評価
      ― 事前準備が非常に重要
      ○「実施監査計画書兼報告書」
        → 運用テストシート1枚で完結できるように
      ○「乱数表」
        → エクセルのランダム関数を使ったサンプリング用のツール
      ○「監査データ作成依頼書」
        → 監査用のシステムデータを作成してもらう為に
      ○「監査報告書」
        → 実施監査の評価は対象の統制を一覧にする
      ○「総括監査報告書」
        → 複数拠点の監査結果を対比する
      ○改めて「RCM」
        → 監査法人説明用に運用テストの結果を入れる

  3.【ケーススタディ】 リスクの抽出・評価・改善を実際にやってみよう
    (1)例題をもとにリスクを抽出・絞込む
      → 「業務フロー」と不完全な「RCM」から絞り込む
    (2)統制内容・監査内容の整備
      → 「RCM」と「業務フロー」を修正する
    (3)実施監査と不備の評価
      → 事前準備と不備の是正にトライ

  4.その他の重要課題と解決ヒント
    (1)決算財務報告に係る統制
      → こんな考え方も有る
    (2)ITに係る全般統制
      → 経産省の追補版を実施基準から読む
    (3)ITに係る業務処理統制
      → 「実施基準」の読み方
    (4)監査法人との協議
      → 対応の方針と理論武装が不可欠

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