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『内部統制の期末総合評価』実践セミナー
個別評価の集計から総合評価、報告書作成まで、期末前後になすべき作業を、事例、ケーススタディにより総点検
J-SOX対応も、いよいよ適用初年度の期末総合評価を目前に控え、これまでの個別評価を、期末の総合評価にどう取りまとめ、結びつけていくかが重要課題です。本講座では、その点に焦点を絞り、これから期末日までになすべき作業、期末日から内部統制報告書作成までになすべき作業、重要な欠陥判断の基準の明確化からそれを回避するポイントまでを、日米双方のSOX対応に精通、各社のプロジェクト支援に携わっている講師が、随所に様式等の事例や一部ケーススタディをまじえわかり易くご指導いたします。
対象
経営・財務・内部監査・内部統制担当幹部
開催日時
平成21年1月27日(火) 10:00~17:00
主催
みずほ総合研究所
会場
参加費
| 特別会員 | 普通会員 | 非会員 |
|---|---|---|
| 27,300円 | 29,400円 | 33,600円 |
| うち消費税 1,300円 | 1,400円 | 1,600円 |
★1社2名以上ご参加の場合は1名につき2,100円の割引をいたします。
(昼食代、テキスト代を含みます。不参加の場合も返戻はいたしません。)
講師
守屋公認会計士事務所 公認会計士・システム監査技術者
守屋 光博 氏
略歴
東京経済大学経営学部卒業。1974年プライスウォーターハウス会計事務所に入所、プライスウォーターハウスコンサルタント㈱取締役、中央青山監査法人(現・あらた監査法人)社員を経て2001年より現職。2002年よりIBMビジネスコンサルティングサービス㈱とビジネスアライアンスを組み、これまでに15社以上のUS-SOX及びJ-SOXのプロジェクトに関与し、文書化支援から本番年度における運用テスト及び評価支援まで、幅広い経験に基づくSOXアドバイザーとして活躍中。関西大学会計専門職大学院で内部論及びリスクマネジメント監査論を担当。経済産業省 情報処理技術者試験委員。内部監査協会等で定期セミナーを担当。日米両国でのSOX支援コンサルティングの経験を活かした実践的な指導には定評がある。
【主著】「企業改革法が変える内部統制プロセス(共著)」、「実践的内部監査の実務(共著)」、「固定資産管理の実務スキルアップ」ほか。
講義内容
☆ 最新情報・動向を織り込むため、以下の内容を一部変更させていただく場合があります。
1.期末日における重要な欠陥を回避するポイントは何か
― これまでの作業における落とし穴とは
(1)全社統制の評価に本当に抜かりはないか
― 内部統制の体系と補完関係とは
(2)統制文書のテストだけで有効性の評価をするな
― 日頃の経営者の判断、評価が重要
(3)IT全般統制の評価に抜かりはないか
― 重要な社内規定等の整備に洩れはないか
(4)決算・財務報告プロセス統制の評価は四半期決算で適宜実施
されているか
(5)年度末特有の重要なプロセスは前年末にテストしたか
― テストしていない場合の対処策は
2.先ずは、「重要な欠陥」の評価基準の明確化から
(1)総合評価の基準:「重要な欠陥」とは
― 金額的側面、質的側面
(2)「一定の金額」の決め方
― 税前利益5%基準の意味、自社なりの基準とは(算定例)
(3)個別コントロールごとの評価基準
― 個別に重要な欠陥がなければ総合評価もOKか
(4)不備の補完と合算における留意点
― 補完コントロールの判定、不備の軽減と合算(様式例)
(5)監査人の実証手続で誤りが発見されたらどう対処するか
3.これから年度末日までに完了しておくべき評価作業とそのすすめ方
― 諸様式と記入例
(1)ロールフォワード手続の手配
― 期末においても不備がないことをどのように確認するか
(2)個々のコントロールに対するテスト結果と不備の登録
― 「不備事項一覧表」の整備
(3)期中の改善結果に基づく不備事項一覧表の更新・メンテナンス(例)
(4)各事業拠点・子会社からの期中評価報告の集計と年度末作業の指示
(5)内部統制報告に係る計画の作成及び指示
― 内部宣誓書等の提出と取りまとめ
4.年度末日以降の評価作業と報告書作成までの実務
― 諸様式と記入例
(1)残存不備事項に関する内部監査等の評価情報の収集及び
テスト実施状況の再確認
(2)年度末決算・財務報告プロセス統制の評価
(3)子会社等の各事業拠点における評価の集計
(4)残存不備事項に係る全社の補完コントロール調査
(5)最終的な不備の判定
(6)不備の影響が及ぶ範囲と影響額推計→重要な虚偽記載の
発生可能性の検討
(7)重要な欠陥の判断と内部統制報告書における総合評価の決定
― 典型的パターン
(8)内部統制報告書の作成
(9)監査人との協議・報告
― 提出すべき経営者確認書
(10)不備事項の報告及び評価範囲の制約など
― やむを得ない場合とは
5.全社的な内部統制の評価に万全を期す
― 重要な欠陥回避の近道
(1)重要な欠陥の例示を基軸とした評価
― 実施基準42項目の重要度と目的別分類
(2)監査役監査等の日常的評価の斟酌・活用ならびに
不備対応における連携
(3)業務プロセス統制評価のフィードバック
― 全社統制のインパクトの大きさを知る
6.IT全般統制の評価にも充分な注意を払う
(1)IT全般統制の重要性を知る
― プロセス評価では基本的統制がもっとも重要
(2)IT全般統制の補完力とは
― 有効なIT全般統制はキーコントロールとなりうるか
7.決算・財務報告プロセス統制の評価を徹底→他の統制の補完に活用
(1)月次決算のチェック機能を評価しているか
― 業務プロセス統制の弱点をカバー
(2)決算・財務報告プロセス統制の補完力を知る
― 他の内部統制に大きな影響
(3)決算・財務報告プロセス統制の不備判定と改善
― 期末前後における留意点
8.【ケーススタディ】コントロール個別評価から内部統制報告書の総合評価まで
~重要性の基準額設定→テスト結果の不備判定
→虚偽記載の発生可能性の判断→重要な欠陥の判定~
9.期末前後における監査法人との意見調整・協議・折衝のポイント
(1)年度末の評価、報告、監査に関する日程調整
(2)継続的管理者と監査人との立場の違い
(3)評価対象範囲の変更
(4)キーコントロールの変更
(5)経営者評価と監査意見との相違点
― 食い違った場合の対応
(6)テストサンプリングと監査サンプリングの相違点
(7)テスト手続と監査手続の相違点
10.まとめ ― 求められる基本スタンス
○わが社の主張と評価に対する論理的裏付けを持つ
○日頃の統制上の判断に自信を持つ
○コントロールごとの個別評価と内部統制報告書の総合評価との
峻別と関連が重要






