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No.21-1386 新しい利益概念の導入で財務諸表の何が変わるのか?

「包括利益表示に関する会計基準」の実務対応と「財務諸表表示プロジェクト」の動向

包括利益表示の考え方と背景にある考え方や「IFRS的発想」も併せて解説

昨年末に「包括利益の表示に関する会計基準」の公開草案が公表されました。いよいよ、これまで多くの企業にとってはあまり馴染みの無かった「包括利益」の表示が求められるようになりそうです。包括利益の表示自体は従来の会計数値の組替で算定ができますので、実務的な負担はそれほど大きくないものと考えられていますが、対応のための時間的余裕が少ないことに注意する必要があります。しかし、それ以上に重要なのは、包括利益の意義を理解することです。包括利益をどのような経営指標として捉えるべきかを理解し、その数値が経営的にどんな意味を持つのかを考えなければ、経営が数字に振り回されることになりかねません。包括利益を算定・表示することの意味や従来から使用されてきた当期純利益との関係を理解するためには、その背景にある「IFRS的発想」を把握することが必要です。本セミナーでは、包括利益表示をキーワードとして、IFRS的発想を理解するための考え方を解説し、その延長線上で現在議論が行われている財務諸表表示に関する議論の動向も併せてわかりやすく解説します。

対象

対象:経理・財務部門幹部、担当者

開催日時

平成22年3月26日(金)  13:00~17:00

主催

みずほ総合研究所

参加費

特別会員 普通会員 非会員
23,100円 25,200円 28,350円
うち消費税 1,100円 1,200円 1,350円

★1社2名以上ご参加の場合は1名につき2,100円の割引をいたします。
(テキスト代を含みます。不参加の場合も返戻はいたしません。)

講師

公認会計士 税理士
小林 伸行 氏

略歴

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1987年に大手監査法人入所後、1991年公認会計士登録。1995年に独立し、現在は、財務会計・管理会計・内部統制等に関するコンサルティング、税務相談、各種セミナーなどを中心に活動中。また独立後、慶応義塾大学商学研究科で後期博士課程まで進学し、2004年からは大学で教鞭もとる。難解な内容を解きほぐし、豊富な実務と知識に裏付けされた、実践的かつわかりやすい講義には定評がある。

【主著】「企業価値と会計・監査」「図解 ひとめでわかる金融商品会計」「退職給付会計の実務」「図解 ひとめでわかる退職給付会計」「株式実務ハンドブック」(すべて共著)ほか多数

講義内容

1.「包括利益の表示に関する会計基準」の概要
  (1)包括利益とは何か
  (2)包括利益の計算
  (3)当期純利益との関係
  (4)組替調整(リサイクリング)の意義

2.包括利益を表示する計算書
  (1)2計算書方式と1計算書方式
  (2)個別財務諸表における表示
  (3)連結財務諸表における表示

3.設例による包括利益表示の具体的解説
  (1)個別財務諸表の設例
  (2)連結財務諸表の設例

4.組替調整(リサイクリング)を考える
  (1)組替調整の意義
  (2)リサイクリングとクリーンサープラス関係
  (3)「包括利益」は何を示す指標なのか

5.IFRS的発想を考える
  (1)IFRSの概念フレームワーク
  (2)伝統的企業会計との発想の違い
  (3)IFRSの背景にある考え方

6.財務諸表表示に関する会計基準の動向
  (1)提示されている論点
  (2)提案されている財務諸表の様式
  (3)財務諸表に求められているものは何か ― IFRS的発想との関連 ―
  (4)考慮されるべき課題

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