実態を正しく捉え、“攻め”に転じるために
経営企画スタッフに必須の『会計』の基礎知識
財務会計と管理会計の両面から、会社法などの関連する制度を含めて分かり易く解説
セミナーNo.24-10508
経営企画部門は戦略の立案、中期経営計画の策定、予算の編成及び統制、取締役会の準備・運営など、経営者の支援をする部門ですが、その役割を全うする為には会計の知識が必須です。なぜならば、「経営」とは「利益」という会計上のアウトプットを追求することだからです。実際、経営の現場で出てくる「売上高」「営業利益」「ROE」などはすべて会計の概念です。ビジネスは会計という言語で出来ていますので、会計を知らなければ経営は語れないのです。また、会計という制度は、ビジネスを遂行する上での制約条件でもあります。やりたいことを阻む地雷がどこに埋まっているかを知らなければ、ビジネスチャンスという大平原を進むこともできません。
本セミナーでは、経営企画業務を担当するスタッフであれば必ず押さえておきたい会計上の重要論点を、財務会計と管理会計の両面から、会社法などの関連する制度を含めて解説します。
対象 | 経営企画室・社長室・経営管理部門・取締役・事業責任者・役員候補 | |||||||||
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開催日時 |
2024年5月15日(水) 10:00~17:00
※Web配信(オンデマンド型)のお申込みはこちら |
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会場 | TKP新橋カンファレンスセンター 東京都千代田区内幸町1-3-1 幸ビルディング |
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参加費 |
★お取消等については、「お申込みの流れ」をご覧ください。 ★MMOne会員企業さまの場合、「ゴールド会員」「シルバー会員」価格にてお得にご利用いただけます。 MMOneの詳細はこちら |
講師
ブライトワイズコンサルティング合同会社 代表社員
公認会計士 税理士
金子 智朗 氏
略歴
1965年生まれ。東京大学工学部卒業。東京大学大学院修士課程修了。日本航空(株)において情報システムの企画・開発に従事しながら、1996年公認会計士第2次試験に合格。プライスウォーターハウスコンサルタント等を経て独立。現在、ブライトワイズコンサルティング合同会社代表社員。会計とITの専門性を活かしたコンサルティングを中心に、企業研修や各種セミナーの講師も多数行っている。名古屋商科大学大学院教授(同大学ティーチング・アウォードを複数回受賞)。明快かつパワフルな講義には定評がある。
主著
『教養としての「会計」入門』(日本実業出版社)、『会計思考トレーニング』(PHPビジネス新書)、『「管理会計の基本」がすべてわかる本』(秀和システム)、『ストーリーで学ぶ管理会計入門』(Kindle)、『ケースで学ぶ管理会計』、『理論とケースで学ぶ財務分析』(いずれも同文舘出版)、ほか多数。
【ホームページ】https://www.brightwise.jp 【オンライン会計辞典】https://www.kaikeijiten.com
講義内容
- 1.知っているようで知らない基礎概念
- ~経営者、専門家との円滑かつ正確なコミュニケーションのために~
- ・決算書?財務諸表?計算書類?
- ・決算書の構造
- ・子会社、関連会社、関係会社
- ・連結
- ・M&A
- ・監査の種類
- ・収益とは?収入とは?
- 2.会計制度の重要ポイント
- ・会計基準の動向
- ・根底に流れる原理原則
- ・経営者判断に依拠する会計処理が増加
- 3.重要な財務指標
- ・収益性、安全性、生産性とは
- ・ROE,ROA,ROIC等~
- ・ROEを高めるには
- ・配当に関する指標 ~配当性向、株主資本配当率(DOE)等~
- ・株価に関する指標 ~PER,PBR等~
- 4.会計情報に基づく経営判断の仕方
- ・強化する部門はどこか?
- ・撤退する部門はどこか?
- ・密接に関連する組織形態 ~事業部制、マトリックス制~
- ・細分管理をしないからこそのGoogleとApple
- 5.これからの内部統制を考える
- ・内部統制の強化で不正はなくなるか?
- ・これからの内部統制の方向性
- ・Netflixの"No Rules"
※プログラムの無断転用はお断りいたします。
※同業の方のご参加はご遠慮ください。
※最少催行人員に達しない場合や諸般の事情により、開催を中止させていただく場合がございます。