
ご好評につき再配信!
理論を押さえて実践力を身につける!
『管理会計実務』マスター講座(6/6~7/7配信)
基本の考え方から、予算管理、予測、月次決算分析、部門別損益計算書、KPIまで
セミナーNo.23-10609
業績改善を目的とする管理会計は、会社にとって非常に利用価値の高い会計です。しかし現実には、管理会計の活用が進まない会社が多く存在します。これは、制度会計と違い管理会計には明確なルールがなく、他社事例を知る機会も限られるため、「実務としてどのように取り組むべきか」という情報が不足しているためといえます。そこで、本セミナーでは、実務家会計士の立場から、よくある実務の悩みや問題にも触れながら、管理会計を実際の現場でいかに活用すればよいかを、理論と実践の両面から解説いたします。実務における管理会計の中心である予算管理、予測作成、月次決算分析、管理会計の代表ツールである部門別損益計算書およびKPI、これらの考え方を6時間で習得します。
※2021年9月収録
対象 | 経理・予算管理・経営企画・戦略策定の担当者・責任者(管理会計の実務経験1年以上を目安) | |||||||||
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申込期間 配信期間 |
<申込期間>2023年6月20日(火)まで ※受講料入金期限:2023年6月26日(月) <配信期間>2023年6月6日(火)~2023年7月7日(金) ※視聴可能期間:上記配信期間内にて、動画視聴ページログインから最長7日間 (配信期間終了後は、初回ログイン後7日以内でも視聴いただけません) ※視聴時間:約300分 |
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受講料 |
★お取消やご参加の流れ等については、「お申込みの流れ」をご覧ください。 ★MMOne会員企業さまの場合、「ゴールド会員」「シルバー会員」価格にてお得にご利用いただけます。 MMOneの詳細はこちら ★上記はすべて受講者お一人さまの受講料です。IDの使い回し、複数名での視聴等は著作権法等違反となる可能性がありますので、厳にお控えください。 |
講師
管理会計ラボ株式会社 代表取締役 公認会計士
梅澤 真由美 氏
略歴
監査法人トーマツ(現有限責任監査法人トーマツ)にて監査業務を担当。事業会社に転じ、日本マクドナルド㈱にて経理と予算管理の統合、ウォルト・ディズニー・ジャパン㈱にて日本および中国のファイナンス(予算管理および経営企画)業務の立上げを統括。経営財務分野の幅広い業務に通算10年間従事した。その後、管理会計ラボ㈱を設立し、実務家会計士の立場から主に管理会計分野のコンサルティング、セミナー講師、雑誌連載や書籍の執筆に活躍中。「現場感ある生きた会計」をモットーに、制度会計を活かした管理会計の仕組みの構築、経営者や社内各部門に対する会計を活用したコミュニケーションなど、管理会計実務の普及に取り組んでいる。静岡県出身、京都大学農学部卒業、オーストラリアボンド大学ビジネススクール修了(MBA)。
主著
「元企業内会計士が教える 経理のためのエクセル基本作法と活用戦略がわかる本」(税務研究会出版局)、「『経理』の勉強法!」(中央経済社)、「シンプルで合理的な意思決定をするために『ファイナンス』から考える!超入門」(かんき出版)、「今から始める・見直す 管理会計の仕組みと実務がわかる本」、「投資評価の仕組みと実務がわかる本」(中央経済社)
講義内容
- 1.管理会計とは
- ①管理会計の目的
- ②制度会計との違い ― 利用者と数字作成者の立場から
- ③管理会計のイメージ ― 「天気予報」は管理会計の理想の姿
- 2.「実務」としての管理会計
- ①海外の管理会計 ― 海外での会計は「作るもの」ではなく「使うもの」
- ②経理財務業務の近年の動向 ― グループシェアドサービス、アウトソース、RPA
- ③管理会計業務の体系 ― 実務3段階の整理
- 3.押さえておくべき管理会計の知識 ― 「会計の知識」ではなく、本質・自社数字をつかむ
- ①固定費、変動費、限界利益 ― 押さえるべきは「限界利益率」
- ②【演習】固定費・変動費のチェックポイントと限界利益の使い方
- ③部門固定費と共通固定費 ― 何のために分けるのか?
- ④機会コストと埋没コストの考え方
- ⑤【演習】機会コストと埋没コストをふまえた意思決定
- ⑥管理会計用語の押さえ方
- 4.強い予算を作る ― 管理会計部門が主導権を握るには
- ①年間スケジュール ― 意外に知らない他社の予算管理スケジュール
- ②予算の役割と種類
- ③予算作成の進め方 ― トップダウンとボトムアップの効率的合わせ技
- ④数字の作成方法 ― 勘定科目の性質に合わせたパターン化
- ⑤【演習】予算作成 ― 科目別の予算数字作成ロジック
- 5.予測 ― 管理会計の成否のカギは予測にあり
- ①予測の存在意義
- ②予測の役割と進め方
- ③【演習】予測作成 ― 数字作成ロジックの数字更新
- ④数字のチェック方法
- ⑤予算・予測のフォーマット体系 ― 実務に確実に落とし込むために
- 6.予算策定を絵に描いた餅にしない「月次決算分析」
- ①月次分析で注力すべきこと
- ②前期比較と予実比較
- ③【演習】月次分析 ― 予測実績差異が生じる原因を考える
- ④予実差異の意味と減らし方
- 7.部門別損益計算書の考え方 ― アメーバ経営にも通じる事業部門を動かす仕組みのポイント
- ①部門別PLはなぜ必要か?
- ②管理可能・不能費用の考え方
- ③【演習】部門別PLの作成 ― 共通費の配賦方法
- 8.事業部門の行動を促すKPI
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- ①KPIとは ― 事業部門との共通言語
- ②KPIの種類と活用方法
- ③【演習】KPI ― 要素分解と部門への割当
- ④KPIの注意点 ― KPIと経営戦略の連動性
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- 【過去参加者の声】
- ・実務を念頭に置いた内容で、非常にわかりやすかったです。
- ・理論だけでなく、いかに実務に落とし込むか、という内容が多く、業務に役立ちそうです。
- ・予算管理全般の考え方を学ぶことができ、良かったです。
- ・講義を聞いて、自社の業務改善の必要性を感じました。
- ・予算と予測、配賦の考え方等、自社で課題だと感じていたことを解説いただけたので、実務に活かしたいと思います。
演習がありますので、電卓をご用意ください。
※プログラムの無断転用はお断りいたします。
※同業の方のご参加はご遠慮ください。