わが社にとって適正な人件費とは?
総額人件費マネジメントの基礎知識
人件費管理の基本と実際の分析手法を、要員管理の考え方を含めて演習でやさしく学ぶ
セミナーNo.20-10320
経営環境が大きく変化する中で、企業は生産性の高い組織運営の実現に向け人材活用のあり方を抜本的に見直す必要に迫られています。加えて、今回のコロナ禍により人件費圧縮への圧力が一層強まる傾向も見えます。限られた人件費原資をいかに効果的・効率的に配分し、企業の活力や生産性向上に結び付けていくか、その方策を立案・実行することが各社の喫緊の課題です。本セミナーではその第一歩となる自社の人件費のとらえ方からその分析手法、総額人件費マネジメントの基本について、要員管理の考え方を含めて、演習と事例紹介を織り込みながらわかり易く解説します。
対象 | 人事・経営企画ご担当になられて日が浅い方 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
開催日時 | 2021年3月12日(金) 13:30~17:00 | |||||||||
会場 | みずほ総合研究所 セミナールーム 東京都千代田区内幸町1-2-1 日土地内幸町ビル3F |
|||||||||
参加費 |
★お取消等については、「お申込みの流れ」をご覧ください。 |
講師
みずほ総合研究所㈱
上席主任コンサルタント
吉岡 稔泰
略歴
早稲田大学政治経済学部卒業。都市銀行、半導体業界企業、タイヤ業界大手企業を経て、2013年度より現職。半導体業界企業では、購買力補償方式の導入を主導するなど海外勤務者人事制度の構築、研修制度の企画・運用、新卒・中途採用等に従事。タイヤ業界大手企業では、本社部門で海外勤務者人事制度の構築や研修制度の企画・運用を実施後、グループ会社全体のグローバル人事戦略立案、タイ、インド等の海外グループ会社単体の人事制度策定に従事。事業会社で培った経験から現場感覚を持ったコンサルタントとして、人事システムの制度設計・再構築・運用支援、組織風土改善を行っている。豊富な現場経験に裏打ちされた具体的かつ明快な講義には定評がある。
講義内容
- Ⅰ.人件費管理の必要性とその目的
- (1)企業を取り巻く状況
- ○各社の2020賃上げの状況
- ○人材採用市場の動向
- ○「働き方改革」の推進と総額人件費
- ○コロナ禍と人件費への影響
- (2)総額人件費マネジメントのねらい
- (1)企業を取り巻く状況
- Ⅱ.総額人件費マネジメントの基礎知識
- 1.総額人件費マネジメントの全体像
- (1)実施手順
- (2)「財務的視点による分析」と「組織・人事管理のしくみ・運用面の分析」との関係性
- 2.現状のとらえ方
- (1)財務的視点による現状分析
- ○分析のポイント
- ○人件費構造分析
- ○付加価値分析による人件費分析
- ○自社の人件費支払い能力と適正人件費の計算方法
- (2)組織・人事管理のしくみ・運用面からみた現状分析
- ○分析の視点
- ○人員構成分析
- ○基幹人事制度の現状分析
- ○労務管理
- (1)財務的視点による現状分析
- 1.総額人件費マネジメントの全体像
- Ⅲ.要員管理の基礎知識
- (1)要員計画の策定から要員適正化施策立案・実行までの流れ
- (2)要員数算出のアプローチ
- Ⅳ.人件費分析の実際のすすめ方 ― 演習・事例紹介
- Ⅴ.まとめ ― 総額人件費適正化へのアプローチ
ご参加の方は電卓をお持ちください。
※プログラムの無断転用はお断りいたします。
※同業の方のご参加はご遠慮ください。