
管理職に「すべき人」「してもいい人」「してはいけない人」
昇格・昇進のしくみと運用『管理職人材の見極め方』
予備軍の作り方・予備軍からの選抜の仕方・新米管理職をプロに育てるしくみと方法
セミナーNo.23-10821
経営環境の変化が激しい現代において、持続的な組織づくりに向けて「わが社にふさわしい管理職像」を明確にし、育てていくことは経営と人事の大きな役割の一つです。一方で「わが社の管理職にふさわしくない人」の基準をしっかり持ち、見極め、「昇格昇進させない」選択をしないと、スムーズな組織運営は阻害され、活力が失われ、ひいては会社業績に大きく響いてくることとなります。本セミナーでは、自社の昇進昇格の考え方や勘所を、昇格前のプレ管理職の作りかた、および昇格後のさらなる育成をも添えながら、理屈だけでなくワークを採り入れ実践的に解説します。
対象 | 経営者・人事担当幹部 | |||||||||
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開催日時 | 2023年8月8日(火) 10:00~17:00 | |||||||||
会場 | TKP新橋カンファレンスセンター 東京都千代田区内幸町1-3-1 幸ビルディング |
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参加費 |
★お取消等については、「お申込みの流れ」をご覧ください。 ★MMOne会員企業さまの場合、「ゴールド会員」「シルバー会員」価格にてお得にご利用いただけます。 MMOneの詳細はこちら |
講師
㈱オフィスあん 代表取締役
㈱人事のまなび場 代表取締役
社会保険労務士
経営学修士(MBA)
国家資格キャリアコンサルタント
松下 直子 氏
略歴
神戸大学卒業後、江崎グリコ㈱に入社。新規開拓の営業職、報道担当の広報職、人事労務職を歴任。2004年に独立し、社会保険労務士、人事コンサルタントとして顧問先の指導にあたる。 「人事屋」であることを生涯のライフワークと決意し、経営者や人事担当者の支援に意欲的に向き合うかたわら、人事パーソン交流の場づくりや人事情報の発信など、幅広く人材育成に携わっている。
主著
『採用面接で「採ってはいけない人」の見きわめ方』『部下育成にもっと自信がつく本』(以上同文舘出版) 『超解OJTで面白いほど自分で考えて動く部下が育つ本』(あさ出版)『OJT讓員工成為即戦力』(※あさ出版の『超解OJT』中国語繁体字<台湾>版)『困った部下のタイプ別育成術』(労務行政)『部下の実力を高める実践OJT』(DVD/PHP研究所)ほか
講義内容
- 1.管理職にすべき人、管理職にしてもいい人、管理職にしてはいけない人
- (1)骨格となる等級制度の仕組みと運用を理解する
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- ○「格」と「役割」を区別する
- ○自社の制度との整合性を図る
- ○妥当な調達方法を考える(社外調達と生え抜きの違い)
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- (2)管理職に必要な「能力」とは何か【演習】
- ○管理職と一般社員に求められる「能力」の違い
- ○絶対的な答えがない中で、日々意思決定を繰り返す管理職
- (3)管理職に求められる「姿勢」とは何か【演習】
- ○能力や意欲以上に求められるのは?
- ○感情のコントロールに不可欠なもの
- (1)骨格となる等級制度の仕組みと運用を理解する
- 2.【昇格・昇進前】管理職予備軍をつくる仕組みと方法
- (1)「機会」と「役割・責任」の与え方
- (2)管理職になってから管理職の仕事をするのか、管理職レベルに達している人を管理職にするのか
- (3)予備軍時代から身につけさせたい「姿勢」と「能力」
- ○管理職にふさわしいタイプは存在するのか
- ○人物重視(ポテンシャル)なのか、能力重視(即戦力)なのか
- 3.【昇格・昇進の判断時】予備軍から管理職を選抜する仕組みと方法
- (1)昇格は、「選抜」か「発掘」か、もしくは「開発」か
- ○昇格降格制度の事例
- (2)これまでの「成果」と「評価」を見極めよう
- ○昇格面接の勘所
- ○知識・人格のみかた
- (3)これからの「伸びしろ」と「思い」を見極めよう
- ○何のために管理職を置くのか、に立ち返る
- ○昇格試験の事例
- (1)昇格は、「選抜」か「発掘」か、もしくは「開発」か
- 4.【昇格・昇進後】新米管理職を、管理職のプロに育てる仕組みと方法
- (1)法律上の「管理職」と、経営幹部としての「管理職」の両立
- (2)「ポジションパワー」と「パーソナルパワー」のバランス
- (3)「管理職にしてはいけなかった人」の退路のつくり方
- 5.管理職を通じて、人事戦略を実現せよ
- (1)登用後に身につけさせたい知識と経験
- (2)人事は「管理職」にいかに寄り添えるのか
※プログラムの無断転用はお断りいたします。
※同業の方のご参加はご遠慮ください。
※最少催行人員に達しない場合や諸般の事情により、開催を中止させていただく場合がございます