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新任担当者の基礎固めに、実務経験者の知識の総復習に最適!
2日間で学ぶ『内部統制』の基本と実務(10/1~11/8配信)
しくみの基本から整備・評価まで、金融商品取引法に基づく内部統制の基本と実務を全て網羅
セミナーNo.24-11051
「新しく内部統制の担当になった」「直接の担当ではないが情報武装しておきたい」「上場企業に準じて内部統制に取り組むことになった」・・・。本講座では、このような方々の要望にお応えするべく、金融商品取引法が求める内部統制報告制度(J-SOX)の制度的背景から、全社統制や業務別統制を整備・評価する際の基本ポイント、さらには整備・評価作業の具体的な進め方を、2日間にわけて解説します。上場会社における最近の内部統制不備の増加傾向を踏まえ、金融庁から公表されている指針(「財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準・実施基準」)も改定され、2024年4月以降始まる事業年度から厳格なリスクアプローチが求められる状況となっています。講義では、過去からの教訓や新制度、新会計基準等の最新情報も取り込みながら、実務本位の解説で定評ある講師が随所に設例・事例を織り込んでわかり易くご指導いたします。
※2024年6月18日、19日開催セミナーを収録。
対象 | 新任内部統制・内部監査担当幹部・スタッフ | |||||||||
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申込期間 配信期間 |
<申込期間>2024年10月24日(木)まで ※受講料入金期限:2024年10月28日(月) <配信期間>2024年10月1日(火)~2024年11月8日(金) ※視聴可能期間:上記配信期間内にて、動画視聴ページログインから最長7日間 (配信期間終了後は、初回ログイン後7日以内でも視聴いただけません) ※視聴時間:約660分 |
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受講料 |
★お取消やご参加の流れ等については、「お申込みの流れ」をご覧ください。 ★MMOne会員企業さまの場合、「ゴールド会員」「シルバー会員」価格にてお得にご利用いただけます。 MMOneの詳細はこちら ★上記はすべて受講者お一人さまの受講料です。IDの使い回し、複数名での視聴等は著作権法等違反となる可能性がありますので、厳にお控えください。 |
講師
コントロールソリューションズ㈱
代表取締役社長
公認会計士
佐々野 未知 氏
略歴
上智大学経済学部卒業。大原簿記学校講師、青山監査法人(当時)勤務を経て、1998年KPMGニューヨーク事務所に入社。2002年以降は、KPMG東京事務所(現あずさ監査法人)にて外資系企業の法定監査、デューデリジェンス、SOX法対応支援業務を担当する。現在は、経営コンサルタントとして、内部統制構築支援やIFRSコンバージョン支援に携わるとともに、各種実務セミナー講師としても活躍中。豊かな経験に最新の情報もふまえ、随所に事例・設例を織り込んだ実務本位の明快な指導には定評がある。
主著
「フローチャート式ですぐに使える 内部統制の入門と実践(第2版)」「内部統制の評価・活用ノウハウ ムリ・ムダ・ムラをなくしてIFRSs、ERMへ展開」(いずれも中央経済社)ほか多数。
講義内容
【基本編】内部統制のしくみと評価の全体像
内部統制評価・見直しの基本を確認!
制度的背景、評価の体制とスケジュール、評価対象となる組織や業務、評価作業の概要
- 1.内部統制が求められる制度的な背景と基本的しくみ
- 1)内部統制を要請する法制度 ~会社法と金融商品取引法の相違
- 2)内部統制とは何か?
- 3)J-SOXで求められる内部統制と評価上の留意事項
- 4)実務上参考とすべき基準・指針
~最新の実施基準、内閣府例、Q&Aなど - 5)J-SOXに関する指針の改訂概要と実務への影響
- 2.内部統制評価作業の目指すべきゴール、内部統制報告書
- 1)最終ゴールと内部統制報告書の4つのパターン
- 2)内部統制報告書の記載内容と記載例(有効な場合、開示すべき重要な不備がある場合)
- 3)不備とは、開示すべき重要な不備とは、その判定方法
- 4)内部統制の重要な不備を示唆する事象
- 5)内部統制の種別と評価作業の全体
- 3.内部統制の構築・評価作業の全体フローと関与者の役割
- 1)内部統制の構築・評価に関する責任 ~会社法
- 2)リスク管理とコーポレートガバナンスコードとの関連性
- 3)内部統制の構築・評価に関する組織体制と役割分担
~経営者、部門管理者、内部監査人、経理・財務担当者等の - 4)基本計画の策定から有効性評価、報告書提出までの年間スケジュール(例)
- 4.基準の改訂を踏まえた評価範囲決定の基本と重要ポイント
- 1)評価対象範囲の全体像 ~グループ会社、IT等委託業務、在外子会社等の扱い
- 2)全社統制の評価範囲の検討方法 ~除外できる事業拠点とは?
- 3)業務別統制の評価範囲 ~事業目的に係る業務プロセスの選定方法と選定根拠
- 4)業務別統制の評価範囲 ~個別にリスクを踏まえた重要な業務プロセスの選定方法
- 5)ITに関連する内部統制の整理 ~IT全社統制、IT全般統制、IT業務処理統制の関係
- 6)IT全般統制はなぜ評価する必要があるのか?なぜ開示すべき重要な不備になりにくいのか?
- 5.内部統制の評価概要と重要ポイント
- 1)整備状況の評価と運用状況の評価
- 2)全社統制はどう評価するか?
- 3)決算・財務報告プロセス統制はどう評価するか?
- 4)業務プロセス統制はどう評価するか?
- 5)IT全般統制はどう評価するか?
【実務編】内部統制の整備・運用とその評価作業
内部統制の種類別に整備状況と運用状況の評価方法を解説!
全社統制、決算財務報告プロセス、その他の業務プロセス、IT全般統制を評価するときのポイントと留意点
- 1.内部統制評価の概要と基礎(基本編内容のうち関連するポイントのみ再確認)
- 1)J-SOXで評価する内部統制とは何か?評価上の留意事項
- 2)整備状況の評価と運用状況の評価
- 3)内部統制の種別と評価作業の全体、評価スケジュール
- 2.全社統制の評価の基本と重要ポイント
- 1)全社統制の評価の基本 ~評価・整備すべき項目、評価方法、完成物のイメージ
- 2)評価手続と結果の文書化~評価シートの作成例、結果の文書化例、制度見直しの影響
- 3)全社統制の運用状況評価にあたっての注意点
- 4)全社統制の重要な不備の事例に学ぶ
- 3.決算・財務報告プロセス統制の評価の基本と重要ポイント
- 1)決算・財務報告プロセス評価の基本~全社的部分と個別部分、各部分に応じた評価方法
- 2)全社的な決算統制の評価手続きと結果の文書化~評価項目例、評価手続と結果の記載例
- 3)決算マニュアルの作成例
- 4)会計基準変更が内部統制評価に与える影響と対応方法
- 5)決算・財務報告プロセス統制の重要な不備の事例に学ぶ
- 4.業務別統制の整備状況評価の基本と重要ポイント
- 1)業務の流れとリスク及びコントロールの把握と文書化方法(3点セット)
- 2)財務報告リスク(アサーション)を理解して、リスクを洗い出す
- 3)リスクに対応するコントロールを検出し、文書化する
- 4)ウオークスルーテストによる整備状況の評価と結果の文書化
- 5)整備状況の評価の留意点と見るべきポイント
- 6)整備状況評価結果の文書化事例、不備一覧表による改善管理(例)
- 5.業務別統制の運用状況評価の基本と重要ポイント
- 1)運用テスト作業の全体像 ~時点評価を理解する
- 2)テスト対象コントロール(キーコントロール)の選定ポイント
- 3)テスト対象期間とタイミング、テスト手法、サンプリングの概要
- 4)テスト結果の文書化 ~受注業務のテスト結果文書化例
- 5)運用上の不備の判定
- 6)再テストとロールフォワードの進め方、具体的方法
- 7)業務プロセス統制の重要な不備の事例に学ぶ
※プログラムの無断転用はお断りいたします。
※同業の方のご参加はご遠慮ください。