新任内部統制評価部門ご担当必須
基礎から身につける「内部統制評価」の実務
整備評価の基本ステップから統制別評価の実務ポイントまでを図解・事例をもとにやさしく解説
セミナーNo.24-11114
「新しく内部統制評価担当を任ぜられた」「直接の担当ではないが基本的な知識は得ておきたい」「制度の改訂を踏まえた、今後の実務を検討したい」・・・。本講座では、このような方々のご要望にお応えするべく、金商法が求める内部統制報告制度の基本的しくみから、内部統制整備・評価の基本ステップ、評価における実務ポイントまでを、図解をまじえ、経験豊かな講師が懇切丁寧に解説いたします。
対象 | 新任内部統制・内部監査担当幹部・スタッフ | |||||||||
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開催日時 |
2024年11月20日(水) 10:00~17:00
※Web配信(オンデマンド型)のお申込みはこちら |
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会場 | TKP新橋カンファレンスセンター 東京都千代田区内幸町1-3-1 幸ビルディング |
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参加費 |
★お取消等については、「お申込みの流れ」をご覧ください。 ★MMOne会員企業さまの場合、「ゴールド会員」「シルバー会員」価格にてお得にご利用いただけます。 MMOneの詳細はこちら |
講師
樋口公認会計士事務所 代表 / 株式会社わかば 代表取締役
公認会計士、CIA(公認内部監査人)、CFE(公認不正検査士)
樋口 洋介 氏
略歴
1999年横浜国立大学経営学部卒業。2000年監査法人トーマツ(現有限責任監査法人トーマツ)入所、2006年樋口公認会計士事務所設立、2009年株式会社わかば設立。
「企業のモニタリング活動の最適化」を事業ドメインとして、上場企業を中心に内部統制報告制度の簡素化・最適化・再構築、内部監査の充実に向けた各種支援業務を提供している。
日本公認会計士協会 IT委員会 情報セキュリティ対応専門委員
講義内容
- 1.内部統制の基礎 → そもそも「内部統制」とは何か
- (1)内部統制とは → COSOと金商法のフレームワーク
- (2)内部統制の目的 → 4つの目的と、制度における焦点
- (3)内部統制の構成要素 → 6つの構成要素の内容と関係性
- (4)まとめ・留意点 → 概念・金商法・会社法における違い
- 2.金商法が求める内部統制報告制度の基礎
- (1)内部統制報告制度とは → 導入の背景・制度の内容・有価証券報告書との関係性
- (2)基準・実施基準等 → 経営者評価と内部統制監査
- (3)評価対象の概要 → 全社的な内部統制と業務プロセスに係る内部統制
- (4)評価方法の概況 → 制度対応業務の流れ
- (5)制度改訂の要点 → 改訂のサマリーと実務への影響
- 3.制度対応業務の基礎
- (1)評価範囲の基礎 → 改訂を踏まえた基準の考え方
- (2)整備評価・運用評価の基礎 → それぞれの検証の観点・方法・実施する手続
- (3)有効性判断の基礎 → 評価結果の類型と条件分岐
- (4)年間スケジュール → 実務対応の例示
- 4.文書化の基礎
- (1)文書化の目的 → 評価の観点からも知っておくべき事
- (2)全社的な内部統制の文書化 → チェックリスト作成の観点
- (3)販売プロセスの文書化 → 文書化のスコープ、観点、成果物のイメージ
- 5.決算財務・IT統制の基礎
- (1)決算・財務報告プロセスの基礎 → 全社的な観点、固有のプロセスとしての観点
- (2)IT統制の基礎 → IT全般統制の内容とIT業務処理統制との違い
- 6.整備状況評価の基礎
- (1)整備状況評価の基礎 → 目的と方法
- (2)全社的な内部統制の整備状況評価 → 設例に基づく解説
- (3)販売プロセスの整備評価 → デザインの評価、適用状況検証のポイント、評価シートの例
- 7.運用状況評価の基礎
- (1)運用状況評価の基礎→ 目的と方法、評価対象期間、母集団データ・サンプル数・サンプリング方法
- (2)全社的な内部統制の運用状況評価 → 設例に基づく解説
- (3)販売プロセスの運用評価 → 設例に基づく解説
※プログラムの無断転用はお断りいたします。
※同業の方のご参加はご遠慮ください。
※最少催行人員に達しない場合や諸般の事情により、開催を中止させていただく場合がございます。