
実務担当者として必ずおさえておきたい基本事項を徹底確認
基本からよくわかる 社会保険の知識と実務
社会保険のしくみ、届出書類の作成・手続方法、社員への説明ポイントなど、要点をわかりやすく解説
セミナーNo.25-10416
会社で行う社会保険の実務は幅広く改正も頻繁に行なわれるため、ミスやモレのないよう、実務担当者には「基本のしくみ」と「正しい手続」、そして「最新の法律知識」をしっかり理解しておくことが求められます。本セミナーでは、社会保険に関する基本的な知識をふまえたうえで、社会保険事務担当者が必ずおさえておきたい実務のポイントに重点をおいて確認しながらわかりやすく解説します。届出書類の作成方法や手続、社員への説明の要点などは、社員の入社から退社までのケース別に発生する実務や年間の定例事務ごとに整理してご指導いたします。
対象 | 社会保険事務担当者(はじめて担当する方、基本を確認したい方) | |||||||||
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開催日時 | 2025年4月15日(火)~2025年4月16日(水) 10:00~17:00 | |||||||||
会場 | TKP新橋カンファレンスセンター 東京都千代田区内幸町1-3-1 幸ビルディング |
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参加費 |
★お取消等については、「お申込の流れ」をご覧ください。 ★MMOne会員企業さまの場合、「ゴールド会員」「シルバー会員」価格にてお得にご利用いただけます。 MMOneの詳細はこちら |
講師
社会保険労務士法人兼子・山下経営労務事務所 代表社員 社会保険労務士
兼子 憲一 氏
略歴
明治大学経営学部卒業。平成9年小嶋経営労務事務所入所。平成19年、社会保険労務士法人兼子・山下経営労務事務所設立。企業の社内規程の策定・整備、労務管理の指導等のほか、各種セミナー講演、執筆活動に活躍中。実務に即した丁寧な指導に定評がある。
主著
「社会保険の手続きをするならこの1冊」(共著、自由国民社)「小さな会社の事務がなんでもできる本」(共著、日本実業出版社)「福祉サ−ビスの基礎知識」(共著、自由国民社)ほか
講義内容
- 1.社会保険のしくみ
- (1)社会保険制度の目的とその種類
- (2)会社が手続きを行う社会保険とは
- (3)社会保険の種類により異なる被保険者となる人、ならない人
- (4)健康保険の被扶養者になる人とは
- (5)労災保険の業務災害、通勤災害とは
- (6)社員が入社・退職したときに必要な手続きとは
- 2.社会保険料の徴収と納付のしくみ
- (1)健康保険・厚生年金保険の保険料の計算と徴収方法
- ①毎月の保険料の徴収と納付
- ②賞与を支給したときの保険料の徴収と納付
- (2)標準報酬月額・標準賞与額の決定方法
- ①標準報酬月額とは? またその決定方法は?
- ・資格取得時決定、定時決定、随時改定、育児(産前産後)休業等終了時改定
- ②標準賞与額とは? またその決定方法は?
- ①標準報酬月額とは? またその決定方法は?
- (3)毎月の雇用保険料の徴収と労働保険の年度更新
- (1)健康保険・厚生年金保険の保険料の計算と徴収方法
- 3.社会保険から受給できる保険給付の種類とその内容
- (1)健康保険からの保険給付
- ①病気やケガをしたとき...療養の給付 高額療養費 傷病手当金 など
- ②出産したとき ...出産育児一時金 出産手当金
- ③死亡したとき ...埋葬料(費) 家族埋葬料
- ④退職後でも受給できる継続給付
- (2)厚生年金保険からの保険給付
- ①老齢になったとき ...老齢厚生年金
- ②病気やケガで障害が残ったとき ...障害厚生年金
- ③死亡したとき ...遺族厚生年金
- (3)労災保険からの保険給付
- ①病気やケガをしたとき ...療養(補償)給付
- ②会社を休んだとき ...休業(補償)給付
- (4)雇用保険からの保険給付
- ①会社を退職したとき ...失業手当(基本手当)
- ②60歳以降に賃金が下がったとき ...高年齢雇用継続給付
- ③育児休業を取得したとき ...育児休業給付
- (1)健康保険からの保険給付
- 4.社員の入社から退職までのケース別社会保険の事務手続き
- (1)社員が入社したときの確認事項と手続書類
- ○個人番号・雇用保険被保険者番号の確認
- ○パートタイマーの場合、社会保険・雇用保険への加入の有無
- (2)社員が退職したときの確認事項と手続書類
- ○退職理由の確認
- ○保険証(資格確認書)回収に関する退職者との打ち合わせ
- (3)社員が出産するときの確認事項と手続書類
- ○出産予定日および実出産日はいつか
- ○育児休業を取得するか、また育児休業の開始日はいつか
- (4)社員が60歳(定年)になったときの確認事項と手続書類
- ○60歳到達日・定年到達日はいつか
- ○60歳以降、再雇用されているか
- (1)社員が入社したときの確認事項と手続書類
- 5.忘れずに行う!会社の年間定例事務
- (1)年1回必ず行う標準報酬月額の見直し...社会保険の定時決定(算定基礎届)
- (2)社員の報酬に変更があったときの手続き...社会保険の随時改定(月額変更届)
- (3)1年間の労働保険料の精算手続き...労働保険の年度更新
- 6.社会保険実務担当者に求められるもの
- (1)実務に携わる心構え
- (2)法改正への対応力
実数計算があります。電卓をご用意ください。
※プログラムの無断転用はお断りいたします。
※同業の方のご参加はご遠慮ください。
※最少催行人員に達しない場合や諸般の事情により、開催を中止させていただく場合がございます。