わかりやすく、今日から活かせる
基礎からわかる「貿易実務」セミナー
取引の仕組み、実務手順、専門用語等をやさしく解説、外せないポイント・押さえるべきリスクを徹底マスター
セミナーNo.19-10529
専門用語が多用され、商品輸送、保険、通関、代金決済などの業務が、大量の書類とともに複雑に絡み合う貿易実務 ― 本セミナーでは、はじめて貿易実務に携わるご担当者、改めて知識の整理をされたい方などを対象に、貿易取引の仕組みと手続、用語の意味、主要書類の読み方、手続の内容から、スムーズな業務を行うための実務上のポイント、押さえるべきリスクまで丁寧に解説いたします。国際部門のみならず営業・経理・購買・内部監査など貿易実務を一通り確認しておきたいすべての方のご参加をお待ちしております。
対象 | 貿易・経理・購買・営業・内部監査担当者 | |||||||||
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開催日時 | 2019年5月21日(火) 10:00~17:00 | |||||||||
会場 | みずほ総合研究所 セミナールーム 東京都千代田区内幸町1-2-1 日土地内幸町ビル3F |
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参加費 |
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講師
株式会社アースリンク代表取締役
貿易ビジネスコンサルタント
曽我 しのぶ 氏
略歴
早稲田大学卒業後、旧富士銀行(現みずほ銀行)に入社。人事部研修課にて同行本支店の外為、貿易の実務指導に携わる。同行退職後、貿易実務、国際法務、外国為替などの講師活動および企業コンサルタントを開始。現在、ジェトロ各事務所、商社その他多くの企業における貿易実務、外為、国際法務などのセミナーに活躍中。実践的でわかりやすい指導には定評がある。(株)アースリンク代表取締役。FP、CRM(リスクマネジメント資格)、通関士資格保有者、ジェトロ認定貿易アドバイザー有資格者、高輪国際法研究所副代表、日本関税協会会員。
主著
「貿易実務の基礎がわかる本」、「国際法務と契約書の実際」(共著)、「通関士になろう」等多数。
講義内容
- Ⅰ.貿易取引のしくみ
- (1)国内取引と貿易取引との相違点
- (2)貿易取引の流れ(送金取引の輸出実務)
- (3)貿易の主要書類
- (4)為替変動リスクの回避
- Ⅱ.「取引条件」を理解する
- 1.国際規則としての「インコタームズ」とは
- (1)「インコタームズ」とは
- (2)費用負担の範囲と貨物の危険負担の範囲
- (3)貨物の危険負担と保険の負担区分
- (4)インコタームズ2010の11条件
- (5)輸送形態に適したインコタームズ
- 2.運送形態の種類を整理し、発行される運送書類を理解する
- (1)海上輸送
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- ①定期船と不定期船
- ②船荷証券(B/L)
- (2)航空輸送
- ①直接貨物輸送契約と混載輸送契約
- ②航空運送状
- (3)複合輸送
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- (1)海上輸送
- 3.貨物の事故に備える「保険」
- (1)国際的に使用される「ICC」の基本条件
- (2)各種の付加危険
- (3)旧ICCと新ICC
- (4)保険でてん補されない損害とは
- 4.代金決済方法によるリスク・コストを把握する
- (1)貿易取引における代金決済手段
- (2)送金取引と荷為替手形取引との相違点
- (3)信用状取引
- 1.国際規則としての「インコタームズ」とは
- Ⅲ.輸出実務の流れと関係機関
- 1.輸出実務の流れ
- 2.通関・法規制・貨物の船積み
- (1)輸出通関の流れ
- (2)輸出の法規制
- (3)コンテナ船の船積み
- Ⅳ.輸入実務の流れと関係機関
- 1.輸入実務の流れ
- 2.通関・法規制・貨物の引取り
- (1)輸入通関の流れ
- (2)輸入の法規制
- (3)貨物の引取り
- (4)B/Lなしの貨物の引取(Sea Waybill、Surrendered B/L)
- Ⅴ.関税制度
- (1)関税の算出方法
- (2)関税率の種類
- Ⅵ.まとめ
- 【参加者からの声】
- ・とてもわかりやすく、実践的な知識を学ぶことができた。
- ・大変わかりやすく教えてくださるので、知識の全くない自分でも理解できました。
- ・業務にある程度触れた時期に受講できたので、イメージも掴みやすく良く理解できた。
- ・基礎をきちんと学んでいなかったのでとても参考になった。非常に有意義な講義でした。
- ・リスクや費用の問題についても教えてもらえよかった。
- ・代金決済の方法、インコタームズの説明がわかりやすかった。
- ・具体的なお金と貨物の流れをイメージすることができた。
- ・非常にわかりやすく、今まで何となくわかっていたものが体系的に理解できました。
※プログラムの無断転用はお断りいたします。
※同業の方のご参加はご遠慮ください。