日本の法的ルールを正しく理解し、認識のズレや誤解によるトラブルを回避する
外国人従業員のための「働く上での法的ルール」の基本 【英語/日本語Ｗ解説】（2/2～3/16配信）
労働法や雇用契約に関する基礎知識から、外国人従業員が悩みがちなポイントまで
セミナーNo.25-10213
入社時の思わぬ行き違いで大切な人材である外国人従業員とのトラブルを防ぎ、安心して活躍してもらえるよう、人事担当者は労働条件やハラスメントを含めた労務管理に関する説明をする必要があります。本セミナー動画は2部構成です。第１部は日本で初めてはたらく外国人従業員の方に見ていただく動画です。日本で働く上で最低限知っておくべき法的ルールを弁護士が英語で解説します。第２部は人事担当者に見ていただく動画です。第１部動画と同じ内容を日本語で解説します。さらに、雇い入れ時の留意点や、「在留資格が取れなかった場合の雇用契約の扱いは？」「契約期間途中での退職・解雇はどう扱うのか？」といったよくある質問もプラス解説します。御社の外国人雇用の一助にぜひお役立てください。
| 対象 | 人事・労務、法務ご担当 | |||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
申込期間 配信期間 |
＜配信期間＞2026年2月2日（月）～2026年3月16日（月） ＜申込期間＞2026年2月19日（木）まで 入金期限： 2026年2月24日（火） 視聴時間：約120分 ※視聴可能期間：上記配信期間内にて、動画視聴ページログインから最長14日間 （配信期間終了後は、初回ログイン後14日以内でも視聴いただけません |
|||||||||
| 受講料 |
★お取消やご参加の流れ等については、「お申込の流れ」をご覧ください。 ★MMOne会員企業さまの場合、「ゴールド会員」「シルバー会員」価格にてお得にご利用いただけます。 MMOneの詳細はこちら ★上記はすべて受講者お一人さまの受講料です。IDの使い回し、複数名での視聴等は著作権法等違反となる可能性がありますので、厳にお控えください。 |
講師
内幸町国際総合法律事務所 弁護士
千葉 博 氏
略歴
平成2年東京大学法学部卒業、平成3年司法試験合格、平成6年弁護士登録。法律事務所にて実務経験を積み、平成19年千葉総合法律事務所設立。令和4年4月より現職。専門分野は民事・商事・保険・労働・企業法務。関東学院大学・神奈川大学・早稲田経営学院の講師、東京リーガルマインド講師等歴任。分かりやすい講義には定評がある。
主著
「法律大百科事典」（翔泳社）「新社会人のための法律知識」（経営書院）「労働法正しいのはどっち？」（かんき出版）「すぐわかる労働法」（労務行政）「労働法に抵触しないための人員整理・労働条件の変更と労働承継」「従業員の自動車事故と企業対応」（清文社）「入門 民法はこう読む」「民法の読み方」（日本実業出版）「司法試験絶対合格術」（ダイヤモンド社）
講義内容
- ＜動画第1部：英語解説＞
- 第1部は日本で初めてはたらく外国人従業員の方に見ていただく動画です。
- 本動画では、最低限知っておくべき日本で働く上での法的ルールを英語で解説します。
- １. Introduction（イントロダクション・本セミナーの目的）
- （１）Welcome and purpose of the video
- （２）Overview of working in Japan legally
- ①Basic principles of Japanese labor law
- ②Why understanding your employment contract is crucial.
- ２. Legal Basics of Employment in Japan（日本における雇用の基本的な法的ルール）
- （１）Terms of Employment
- ①Types of employment (regular, fixed-term, part-time)
- ②Basic terms of an employment contract
- ・Job duties and responsibilities、Place of work、Working hours, holidays, wages,
- probationary period, termination
- （２）Understanding Your Rights and Obligations
- ・Minimum Wage, Overtime Pay, Paid Leave, Social Insurance ,Deductions from Salary
- （１）Terms of Employment
- ３．Common Issues（外国人従業員と企業の間でおこりがちなトラブル）
- （１）Common Challenges Faced by Foreign Workers
- Language barriers
- Cultural differences in the workplace
- Misunderstanding contract terms
- （２）Legal Requirements & Immigration Status
- Importance of visa status matching job type
- Reporting changes to Immigration Services Agency
- Risks of working outside permitted scope
- （１）Common Challenges Faced by Foreign Workers
- ４．Harassment in the workplace（職場におけるハラスメント対応について）
- （１）What is harassment?
- （２）How to deal with it and where to report
- ５．Common Workplace Issues & FAQs（外国人従業員が悩みがちな労務管理における質問QA）
- （１）Frequently asked questions:
- "Can I quit my job during the contract period?"
- "Do I get paid for overtime?"
- "Can I change employers?"
- "What happens if I get injured at work?"
- （１）Frequently asked questions:
- ６．Summary and Key Takeaways（まとめと重要ポイント～日本で安心して働くために～）
- ＜動画第２部：日本語解説＞
- 第２部は人事担当者に見ていただく動画です。第１部と同じ内容の日本解説に加え、雇い入れ時の留意点やよくある質問もプラス解説します。
- Ⅰ 第1部と同じ内容を日本語で解説します。
- １．イントロダクション
- （１）本セミナーの目的
- （２）日本で働く際に最低限知っておきたい法的ルールの概要
- ①日本の労働法の基本原則
- ②雇用契約を理解することの重要性
- ２．日本における雇用の法的基礎に基本的な法的ルール
- （１）雇用条件
- ①雇用形態の種類（正社員、有期雇用、パートタイム）
- ②雇用契約の基本的条件
- ・職務内容と責任、勤務地、労働時間・休日、賃金、試用期間、解雇
- （２）権利と義務の理解
- ・最低賃金、残業手当、有給休暇、社会保険、給与からの控除
- （１）雇用条件
- ３．外国人従業員と企業の間でおこりがちなトラブル
- （１）外国人従業員が直面する一般的な課題
- ・言語の壁
- ・職場における文化の違い
- ・契約内容の誤解
- （２）法的要件と在留資格
- ・在留資格が職種と一致していることの重要性
- ・出入国在留管理庁への変更届出
- ・許可された範囲外で働くリスク
- （１）外国人従業員が直面する一般的な課題
- ４．職場におけるハラスメント対応について
- （１）そもそもハラスメントとは何か
- （２）対処法と相談・報告先
- ５．外国人従業員が悩みがちな労務管理における質問QA
- 「契約期間中に退職できますか」
- 「残業代は支払われますか」
- 「雇用主を変更できますか（転籍・他の会社に就職はできますか）？」
- 「仕事中にケガをした場合はどうなりますか」
- ６．まとめと重要ポイント～日本で安心して働くために～
- Ⅱ ＜日本語版限定＞ 外国人雇用における実務上の留意点
- １．外国人雇用における実務上の留意点
- （１）入管法関連の注意点
- ①業務内容が在留資格の範囲内かの確認
- ②不法就労助長罪のリスクと対応方法
- ③在留期間更新の注意点と企業側のサポート
- ④企業が負う入管法上の義務（届出義務など）
- （２）労働法関連の注意点
- ①国籍、人種等による差別禁止
- ②母国語での契約書交付の重要性、厚労省の外国語雛形活用
- ③契約更新、期間満了、解雇時の注意点（更新条件や解雇理由の明示）
- ④ハラスメント防止・相談窓口の設置と周知
- （１）入管法関連の注意点
- ２．人事担当者が悩みやすい、よくある質問・実務QA
- ・外国人従業員が契約内容を理解していない場合の対応は
- ・在留資格が取れなかった場合の雇用契約の扱いは
- ・雇用契約書は英語で作成するべきか、日本語で作成するべきか
- ・外国人従業員の賃金を日本人より低く設定しても問題ないか
- ・契約期間途中での退職・解雇はどう扱う
- ・同一労働同一賃金の考え方と対応は
※プログラムの無断転用はお断りいたします。
※同業の方のご参加はご遠慮ください。
