
ご好評につき募集期間延長!
事例と演習で学ぶ「不正リスク対応」の最前線
不正を予防・早期発見する社内体制の構築ポイント
(7/1~8/8配信)
不正の手口や最新動向を理解し、コンプライアンス体制・内部統制の強化・見直しに繋げる!
セミナーNo.25-10726
企業における粉飾や横領といった不祥事が、引き続き世間をにぎわしています。金融商品取引法にもとづいて上場会社が実施する内部統制評価においても制度が見直され、不正リスクへの対応が注目されています。なぜこのような不祥事が幾度となく起きるのか?どうすれば早期に発見・予防することができるのか?本セミナーでは、不正が発生する背景を理解した上で、直近の具体的な事例を通じて不正の原因を検証します。そして、これまで行われた不正の手口を参考にしながら、不正を未然に防止する、もしくはその兆候を早期に発見するために必要な社内のしくみやチェックポイントを、具体的な業務上の場面にあてはめて解説します。さらに、社内で内部監査および不正調査を実施することになった場合の不正を踏まえた留意点について講師がわかり易くご指導いたします。
対象 | 経営者、監査役、内部統制、内部監査、経理責任者およびスタッフ | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
申込期間 配信期間 |
<申込期間>2025年7月24日(木)まで ※受講料入金期限:2025年7月28日(月) <配信期間>2025年7月1日(火)~2025年8月8日(金) ※視聴可能期間:上記配信期間内にて、動画視聴ページログインから最長7日間 (配信期間終了後は、初回ログイン後7日以内でも視聴いただけません) ※視聴時間約330分 |
|||||||||
受講料 |
★お取消やご参加の流れ等については、「お申込の流れ」をご覧ください。 ★MMOne会員企業さまの場合、「ゴールド会員」「シルバー会員」価格にてお得にご利用いただけます。 MMOneの詳細はこちら ★上記はすべて受講者お一人さまの受講料です。IDの使い回し、複数名での視聴等は著作権法等違反となる可能性がありますので、厳にお控えください。 |
講師
コントロールソリューションズ㈱
代表取締役社長
公認会計士
佐々野 未知 氏
略歴
上智大学経済学部卒業。大原簿記学校講師、青山監査法人(当時)勤務を経て、1998年KPMGニューヨーク事務所に入社。2002年以降は、KPMG東京事務所(現あずさ監査法人)にて外資系企業の法定監査、デューデリジェンス、SOX法対応支援業務を担当する。現在は、経営コンサルタントとして、内部統制構築支援やIFRSコンバージョン支援に携わるとともに、各種実務セミナー講師としても活躍中。豊かな経験に最新の情報もふまえ、随所に事例・設例を織り込んだ実務本位の明快な指導には定評がある。
主著
「フローチャート式ですぐに使える 内部統制の入門と実践(第2版)」「内部統制の評価・活用ノウハウ ムリ・ムダ・ムラをなくしてIFRSs、ERMへ展開」(いずれも中央経済社)ほか多数。
講義内容
- 1.不正の類型と近年の傾向 ~まずは不正の種類や発生メカニズムなど基本を押さえよう!~
- (1)不祥事・不正の定義と分類
- - 不正な財務報告(粉飾)と資産の流用
- (2)不正のトライアングル体系
- - 「動機・機会・正当化」という3つのキーファクター
- (3)不正防止の内部統制のポイント
- - 適切な内部統制の構築と不正を許さない組織風土づくり
- (4)近年発覚した不正事例とその傾向
- - 東京商工リサーチ、公認会計士協会、公認不正検査士協会などの調査結果報告書
- (5)業種別・業界別の代表的な不正の手口
- (1)不祥事・不正の定義と分類
- 2.【事例検証】購買・調達に関わる不正 ~架空発注とキックバック~
- (1)事例の概要、発覚の経緯、背景
- (2)演習と解説:不正リスクの分析と対策
- (3)架空発注の手口の特徴と対策
- (4)その他、購買・調達に関わる代表的な不正の手口と対策
- - 水増仕入、在庫横領・水増しなど
- (5)財務分析/財務数値を用いた不正リスクの把握
- 3.【事例検証】販売・営業に関わる不正 ~架空売上(循環取引)~
- (1)事例の概要、発覚の経緯、背景
- (2)演習と解説:不正リスクの分析と対策
- (3)架空売上・循環取引の手口の特徴と対策
- (4)その他、販売・営業に関わる代表的な不正の手口と対策
- - 売上金横領、水増し・押込売上など
- (5)財務分析/財務数値を用いた不正リスクの把握
- 4.不正に備えて理解しておくべきポイント ~不正を見逃さないためのポイントを確認しよう!~
- (1)見逃してはならない不正の端緒・兆候
- - 矛盾点、データ等の紛失、通例的でない取引など
- (2)その他の代表的な不正の手口と対策
- - 架空人件費、架空経費、不適切評価、簿外負債、連結外し・とばし、不十分な開示など
- (3)不正の端緒・兆候を発見した場合の対応方法
- - 第一報や社内調査を進める際の留意点
- (4)将来にむけた改善提言のあり方
- - 真因を踏まえたしくみの改善、コンプライアンス意識の向上
- (1)見逃してはならない不正の端緒・兆候
- 5.不正調査の進め方と留意点 ~不正調査を行うことになったら注意するべきこと~
- (1)不正調査の進め方
- - 不正関与者の範囲、委員会の体制、仮説検証アプローチ
- (2)不正調査の留意点
- - 段階別、調査上の注意点、結果に大きく影響するインタビューの進め方
- (3)類似案件の調査
- - 不正関与者、不正手口、対象拠点等による切り分け
- (4)デジタルフォレンジックの進め方
- - 対象データ、期間、限界
- (1)不正調査の進め方
※プログラムの無断転用はお断りいたします。
※同業の方のご参加はご遠慮ください。