単なる数字の積み上げからの脱却!
「戦略」と呼べる『中期経営計画』の作り方(10/1~11/8配信)
会計論に基づく数値計画の立て方から役立つ戦略フレームワークまで
セミナーNo.24-11021
組織であっても個人であっても、偶然ではなく必然的に成果を出すためには計画が必要です。そして、中期経営計画においても、「明確な数値計画」と戦略的思考に基づく「具体的な行動計画」が必要不可欠です。ところが、現実の中期経営計画は、大まかな方針や戦略だけで、具体的な数字に落とし込まれていないものや、逆に現場からの寄せ集めで作った単なる複数年の予想損益計算書にしか過ぎず、数字達成の具体的根拠も戦略もよく見えないものが散見されます。本セミナーでは、中期経営計画のための数値計画の策定法から、具体的行動計画を考える上で役立つ戦略フレームワークを伝授します。
※2024年9月6日開催セミナーを収録。
対象 | 経営幹部・経営企画部門・中期計画作成担当者 | |||||||||
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申込期間 配信期間 |
<申込期間>2024年10月24日(木)まで ※受講料入金期限:2024年10月28日(月) <配信期間>2024年10月1日(火)~2024年11月8日(金) ※視聴可能期間:上記配信期間内にて、動画視聴ページログインから最長7日間 (配信期間終了後は、初回ログイン後7日以内でも視聴いただけません) ※視聴時間:約330分 ※次の配信期間の同セミナーはこちら |
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受講料 |
★お取消やご参加の流れ等については、「お申込みの流れ」をご覧ください。 ★MMOne会員企業さまの場合、「ゴールド会員」「シルバー会員」価格にてお得にご利用いただけます。 MMOneの詳細はこちら ★上記はすべて受講者お一人さまの受講料です。IDの使い回し、複数名での視聴等は著作権法等違反となる可能性がありますので、厳にお控えください。 |
講師
ブライトワイズコンサルティング合同会社 代表社員
公認会計士 税理士
金子 智朗 氏
略歴
1965年生まれ。東京大学工学部卒業。東京大学大学院修士課程修了。日本航空(株)において情報システムの企画・開発に従事しながら、1996年公認会計士第2次試験に合格。プライスウォーターハウスコンサルタント等を経て独立。現在、ブライトワイズコンサルティング合同会社代表社員。会計とITの専門性を活かしたコンサルティングを中心に、企業研修や各種セミナーの講師も多数行っている。名古屋商科大学大学院教授(同大学ティーチング・アウォードを複数回受賞)。明快かつパワフルな講義には定評がある。
主著
『教養としての「会計」入門』(日本実業出版社)、『会計思考トレーニング』(PHPビジネス新書)、『「管理会計の基本」がすべてわかる本』(秀和システム)、『ストーリーで学ぶ管理会計入門』(Kindle)、『ケースで学ぶ管理会計』、『理論とケースで学ぶ財務分析』(いずれも同文舘出版)、ほか多数。
【ホームページ】https://www.brightwise.jp 【オンライン会計辞典】https://www.kaikeijiten.com
講義内容
- 1.経営計画はどう立てればいいか
- (1)志望校に合格するためにはどうするか?
- (2)バランスト・スコアカードという考え方
- (3)長期経営計画、中期経営計画、予算の関係
- 2.戦略の基本
- (1)「戦略」とは何か
- (2)戦略はなぜ必要か
- (3)企業理念、ビジョン、戦略の階層
- (4)戦略論のトレンド
- 3.財務計画の立て方
- (1)固定費と変動費に分けて考える
- (2)利益目標から逆算する
- (3)財務3表への展開
- (4)財務指標からスタートする場合
- (5)資金計画
- (6)予算へのブレークダウンとローリング
- 4.行動計画(アクション・プラン)への落とし込み
- (1)現状分析
- ①現状分析とギャップの把握が行動計画のスタート
- ②マクロ的外部環境把握のためのPEST分析
- ③業界構造把握のための5 Forces分析
- ④業界特性把握のためのアドバンテージ・マトリクス
- ⑤SWOT分析+TOWS分析で候補の洗い出し
- (2)やれることは2種類全部で5つの方法
- ①売上高を増やす
- ・既存事業の販売量を増やす
- ・既存事業の価格を上げる
- ・新事業をやる
- ②費用を減らす
- ・変動費を減らす
- ・固定費を減らす(稼働率を上げる)
- ①売上高を増やす
- (3)売上を増やすための戦略フレームワーク
- ①M.ポーターの3つの基本戦略
- ②F.コトラーのポジションごとの基本戦略
- ③新規+開拓 vs. 既存+維持
- (4)新規事業のための戦略フレームワーク
- ①BCGのPPM
- ②事業の強化・撤退の基本的考え方
- ③アンゾフのマトリクス
- ④ブルー・オーシャン戦略
- ⑤イノベーションのジレンマ
- ⑥デジタル時代の戦略パターン
- ⑦リーン・スタートアップとアダプティブ戦略を心掛ける
- (5)費用削減のための基本戦略
- ①費用の種類と基本特性
- ②費用削減のための基本パターン
- ・規模の経済性
- ・範囲の経済性
- ・習熟の経済性
- ・密度の経済性
- ③ストラテジック・ソーシング
- ④バリュー・チェーン分析と活動分析
- (1)現状分析
- 5.組織戦略と人材戦略
- (1)「組織は戦略に従う」の真意
- ①本当は「組織は戦略に従う」とは言っていない
- ②戦略→組織のケース
- ③組織→戦略のケース
- (2)最後に物を言うのは人材
- ①採用にもっと時間と労力を
- ②人材育成にお金をかける
- ③動機づけ理論から考える報酬のあり方
- (1)「組織は戦略に従う」の真意
※プログラムの無断転用はお断りいたします。
※同業の方のご参加はご遠慮ください。