
経営企画と予算策定部門の業務効率化に
「月次決算の分析・活用」実践術
効率的に「作る」、業績改善のために「考える」、経営に活かすために「伝える」3ステップで解説!
セミナーNo.25-10608
年に12回も取り組む月次決算、迅速な経営判断に活かすどころか、業務の負担となり毎月フォーマットを埋めるだけになっていませんか?本来、月次決算の最終ゴールは、現時点での進捗を把握した上で、目標である予算を達成することです。しかし、多くの会社はそのような認識はなく、「数字確定で精一杯」「分析や活用にまで手が回らない」というのが現実です。本セミナーでは、実務家会計士の立場から、数字確定までの作業をどう効率化するか、そして経営陣の役に立つためにはどのような分析や活用をしたらいいのかを、他社事例を紹介しながら「実務としてどのように取り組めばよいのか」解説します。経理の業務改善と会社の業績改善の両方を達成することで、タイムパフォーマンス向上と経営陣への有益な情報提供を同時に叶えるための方法を伝授いたします。
対象 | 経理・予算管理・経営企画の担当者・各部門責任者(実務経験1年以上を目安) | |||||||||
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開催日時 |
2025年6月12日(木) 10:00~17:00
※Web配信(オンデマンド型)のお申込はこちら |
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会場 | TKP新橋カンファレンスセンター 東京都千代田区内幸町1-3-1 幸ビルディング |
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参加費 |
★お取消等については、「お申込の流れ」をご覧ください。 ★MMOne会員企業さまの場合、「ゴールド会員」「シルバー会員」価格にてお得にご利用いただけます。 MMOneの詳細はこちら |
講師
管理会計ラボ株式会社 公認会計士福原俊事務所 公認会計士
福原 俊 氏
略歴
2002年に会計士試験合格した後、監査法人トーマツ(現有限責任監査法人トーマツ)東京事務所にて国内監査業務に従事。 その後2011年より10年超、大正製薬株式会社やCBグループマネジメント株式会社など上場会社3社に企業内会計士として勤務。スタッフから経理部長・経営管理室長を含む管理職まで多様な立場を経験するとともに、経理・財務・経営管理など経営財務部門の幅広い業務に従事。その後、管理会計ラボ株式会社に参画し、現在は数少ない管理会計専門の公認会計士として、セミナー講師、雑誌の執筆に活躍中。オンラインヨガ企業の社外監査役にも従事。事業会社での豊富かつ多様な実務経験を生かし、制度会計を活かした管理会計制度の構築、早期化と正確性向上を同時に達成する経理の業務改善といった「実務家会計士」ならではの業務領域を得意とする。「経営と会計をつなぐ」がモットー。
群馬県出身、群馬県立高崎高校卒業、千葉大学法経学部卒業、グロービス経営大学院経営学修士課程修了(MBA)。
講義内容
- 1.月次決算の役割と活用ポイント
- (1)月次決算の役割
- (2)月次決算のフェーズ毎の位置づけと目標
- (3)月次決算に力を入れるべき理由
- 2.「作る」 ― 毎月の数字を効率的に確定する
- (1)実務3種の神器の活用 ― スケジュール、役割分担表、フォーマット
- (2)会計システムの活用方法
- (3)月次決算実務を効率化する鍵
- (4)四半期・年度決算と連動させる
- (5)参照しやすく運用しやすいデータベースの構築と運用
- 3.「考える」 ― 数値の背景を分析する
- (1)比較から始める月次決算分析
- (2)すべての改善のカナメ ― 全社損益計算書
- (3)大きな動きを把握する ― 全社貸借対照表その他
- (4)事業部門とのコミュニケーションに欠かせない ― 部門別損益計算書
- (5)業績改善の鍵 ― KPIとの連動した分析
- 4.「伝える」 ― 経営に活かすための報告と情報共有の仕方
- (1)報告用資料の原則
- (2)【CFO・経理部長】への報告ポイント
- (3)【経営者】向け資料のつくり方と報告の仕方
- (4)【他部門】への情報共有のポイント
- 5.月次決算PDCAをうまく回すポイント
- (1)制度会計と管理会計の連動
- (2)経理部門と予算管理部門の連携
- (3)フィードバック・解決の仕組み化
- (4)アクションの進行管理
- (5)月次決算の「イベント」化
演習がありますので、受講の際は電卓をご用意ください。
※プログラムの無断転用はお断りいたします。
※同業の方のご参加はご遠慮ください。
※最少催行人員に達しない場合や諸般の事情により、開催を中止させていただく場合がございます。