給与計算の基本がよくわかる!
1日で学ぶ『給与計算』の基礎実務
労働法、社会保険、源泉所得税の知識から計算の手順まで、給与計算の基本と留意点を実習をまじえて解説
セミナーNo.24-11104
社員の生活を支える大切な給与の計算は、間違いがあってはならない重要な実務です。しかし、正しく給与計算業務を行なうためには、計算の手順・方法だけではなく労働基準法等の労働法規、社会保険、所得税などの法律知識が必要となります。また、普段の給与計算を給与計算ソフトを使ったり、外部に委託して行っている場合でも、給与計算がどのような流れで行われているかを理解していれば、万一の誤りがあった場合にも対応することができます。本セミナーでは、給与計算のしくみ・流れと必要な知識についてわかりやすく解説したうえで、電卓を使ったケーススタディにより実務上の注意点を確認していただきます。さらに、給与計算・賞与計算が正しく行われていることが年末調整の前提となりますので、初めて年末調整実務を担当する方も、ぜひご参加ください。
対象 | 給与計算事務担当者 | |||||||||
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開催日時 | 2024年11月8日(金) 10:00~17:00 | |||||||||
会場 | TKPガーデンシティPREMIUM品川高輪口 東京都港区高輪4-10-18 京急第一ビル 3階・4階 |
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参加費 |
★お取消等については、「お申込みの流れ」をご覧ください。 ★MMOne会員企業さまの場合、「ゴールド会員」「シルバー会員」価格にてお得にご利用いただけます。 MMOneの詳細はこちら |
講師
社会保険労務士法人兼子・山下経営労務事務所 代表社員 社会保険労務士
兼子 憲一 氏
略歴
明治大学経営学部卒業。平成9年小嶋経営労務事務所入所。平成19年、社会保険労務士法人兼子・山下経営労務事務所設立。企業の社内規程の策定・整備、労務管理の指導等のほか、各種セミナー講演、執筆活動に活躍中。実務に即した丁寧な指導に定評がある。
主著
「社会保険の手続きをするならこの1冊」(共著、自由国民社)「小さな会社の事務がなんでもできる本」(共著、日本実業出版社)「福祉サ−ビスの基礎知識」(共著、自由国民社)ほか
講義内容
- Ⅰ.給与計算のしくみと労働基準法の基礎知識
- 1.給与計算のしくみ
- (1)給与明細書の構成
- (2)毎月の給与計算フローチャート
- 2.給与計算に関する労働基準法の基礎知識
- (1)給与支払の約束事「賃金支払の5原則」とは
- (2)労働時間(時間外・休日・深夜労働)の計算
- (3)残業手当の計算方法
- (4)不就労(欠勤・遅刻・早退等)控除の計算方法
- 1.給与計算のしくみ
- Ⅱ.社会保険料のしくみと徴収・納付の知識
- 1.給与計算(保険料の徴収・納付)に出てくる社会保険の種類
- 2.社会保険(健康保険・厚生年金保険・介護保険)の保険料徴収と納付
- (1)被保険者となる人、ならない人
- (2)社会保険料の計算の基礎となる標準報酬月額
- (3)毎月の保険料の徴収と納付
- 3.労働保険(労災保険・雇用保険)の保険料徴収と納付
- (1)保険料徴収の対象となる保険制度
- (2)毎月の保険料の徴収と納付
- Ⅲ 所得税・住民税のしくみと徴収・納付の知識
- 1.所得税の源泉徴収制度のしくみ
- (1)源泉徴収のために会社が準備しておく書類
- (2)所得税が課税される給与とされない給与
- 2.所得税の計算のしくみ
- (1)源泉徴収税額表の使用区分と扶養親族等の数
- (2)所得税の計算手順
- 3.住民税の徴収のしかた
- (1)住民税とは
- (2)社員の住民税は、会社に徴収・納付の義務がある
- (3)退職時の住民税の取り扱い
- 4.所得税と住民税の納付
- 1.所得税の源泉徴収制度のしくみ
- Ⅳ.給与計算をしてみよう ~ケーススタディ~
- Ⅴ.賞与計算の実務
- 1.賞与計算の流れ
- 2.社会保険料の計算・徴収
- (1)健康保険・厚生年金保険・介護保険の保険料徴収
- (2)雇用保険の保険料徴収
- 3.所得税の計算・徴収
- (1)課税対象となる賞与の金額
- (2)所得税の計算方法
- 4.賞与計算をしてみよう ~ケーススタディ~
当日は実習があります。電卓・筆記用具をお持ち下さい。 ※会場内でのお食事はご遠慮いただいております。昼食休憩の際は近隣の飲食店のご利用をお願い申し上げます。
※プログラムの無断転用はお断りいたします。
※同業の方のご参加はご遠慮ください。
※最少催行人員に達しない場合や諸般の事情により、開催を中止させていただく場合がございます。