
自社に不可欠な人材を辞めさせないために
人事が取り組む『社員が辞めない職場づくり』
社員が組織を「選ぶ」理由と「去る」理由 ― 人間関係?評価への不満?労働条件?
セミナーNo.25-10920
個人のキャリア意識の変容や働き方の多様化等と相まって、人材の流動化が急激に進んでいます。このような状況の中、優秀な人材、苦労して育て上げた人材が不本意に去ってしまわないように、我々は「選ばれる組織」であり続ける必要があります。本セミナーでは、社員がその会社を去る大きな理由とされる5つの原因ごとに、なぜ起きるのかの理解と、去らせないために本人や上司に何を気づかせればよいか、人事はどうサポートすべきかを具体的に解説します。
対象 | 経営者、人事に携わる部門の方々 | |||||||||
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開催日時 | 2025年9月9日(火) 10:00~17:00 | |||||||||
会場 | TKP新橋カンファレンスセンター 東京都千代田区内幸町1-3-1 幸ビルディング |
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参加費 |
★お取消等については、「お申込の流れ」をご覧ください。 ★MMOne会員企業さまの場合、「ゴールド会員」「シルバー会員」価格にてお得にご利用いただけます。 MMOneの詳細はこちら |
講師
㈱オフィスあん 代表取締役
㈱人事のまなび場 代表取締役
社会保険労務士
経営学修士(MBA)
国家資格キャリアコンサルタント
松下 直子 氏
略歴
神戸大学卒業後、江崎グリコ㈱に入社。新規開拓の営業職、報道担当の広報職、人事労務職を歴任。2004年に独立し、社会保険労務士、人事コンサルタントとして顧問先の指導にあたる。 「人事屋」であることを生涯のライフワークと決意し、経営者や人事担当者の支援に意欲的に向き合うかたわら、人事パーソン交流の場づくりや人事情報の発信など、幅広く人材育成に携わっている。
主著
『問題社員未満との付き合い方』(日本法令)、『採用面接で「採ってはいけない人」の見きわめ方』『部下育成にもっと自信がつく本』(同文舘出版)、 『超解OJTで面白いほど自分で考えて動く部下が育つ本』(あさ出版)、『OJT讓員工成為即戦力』(※あさ出版の『超解OJT』中国語繁体字<台湾>版)、『困った部下のタイプ別育成術』(労務行政)、『部下の実力を高める実践OJT』(DVD/PHP研究所)ほか
講義内容
- 0.オリエンテーション
- (1)組織に必要な新陳代謝と、不必要な入退社
- (2)社員が組織を「選ぶ」理由と、「去る」理由
- 1.マネジメントの未熟さで辞めさせない(評価、育成)
- (1)「私、あんな上司に評価されたくない」という運用の問題
- (2)評価を査定目的だけではなく、育成目的に活用するために
- (3)マネジャーになってからこそ更なる成長を促すために
- 2."配属ガチャ"に対する不満足で辞めさせない
- (1)全社視点で仕事を「あてがう」べきか、本人希望を「かなえる」べきか
- (2)異動の目的を実現するゼロサムでない多様な選択肢
- (3)シニアの活躍と若者の定着問題は無関係ではない
- 3.給与に対する不満足で辞めさせない
- (1)「時間」と「賃金」のバランスが崩れた時に起こる問題
- (2)賃金だけではない仕事の報酬を可視化させよう
- (3)「正直者が馬鹿を見る」組織に未来はない/同一労働同一賃金
- 4.家庭の事情で辞めさせない
- (1)育児、介護に留まらない多様な「事情」とは
- (2)誰しもが制約を抱える時代の、多様性と生産性のバランス
- (3)選択肢の用意と、仕組みを権利として主張させないために
- 5.「今どき」の若者を辞めさせない
- (1)「石の上にも三年」は通用しない次代の価値観とは
- (2)「ビジョンが見えない」組織の末路
- (3)新入社員研修でマナー以前に「学び方」から教えられているか
- 6.そこに勝てる人事機能はあるか
- (1)辞める人は裏切者か、もしくは価値提供者か
- (2)経営の数字を変えるのは現場のみ、人を活かせ
※プログラムの無断転用はお断りいたします。
※同業の方のご参加はご遠慮ください。
※最少催行人員に達しない場合や諸般の事情により、開催を中止させていただく場合がございます。